太陽光発電の電力確保量はケースバイケース
太陽光発電の電力確保量はケースバイケースブログ:20180616
俺と祖母には、
遠い昔に因縁の対決がありました。
それは、
俺が5歳になるかならないかの頃、
4歳上の姉貴と一緒に祖母の家にお泊りにいった時のこと…
俺にとっては、
生まれて初めてのお泊りで、
ウキウキしながら行ったはずの祖母の家なのに、
夕方になるにつれて、あたりは暗くなり
玄関に置いてあるお面が黒光りし、
だんだん怖くなって家に帰りたくなります。
とうとう、耐えられなくなった俺は、
「うえぇ~ん、家に帰る、このうち怖ーい!」
こうなったら、居てもたってもいられません。
もちろん、そこにいる保護者である祖母は
出て行こうとする俺を必死に止めます。
しかし、その時の俺には、
「怖いところに押しとどめようとする鬼ばば」
にしか見えません。
大人になった今なら、止めて当たり前だと思うのですが、
出ていくことに必死の俺は、
とうとう暴言を口にします。
「おばあちゃんなんか大嫌い!!」
俺にそう言われて、本気を出す祖母、
「俺も、あんたのこと好かんわね、あんたなんか泊りにこなくていい!」
ガーン、幼かった俺にはショックな一言でした。
結局、泊まらず
母に迎えに来てもらって家路についたのでした。
それから20年以上、
俺は祖母の家には行くけども
どこか近づきにくい存在になっていました。
おそらく、祖母に嫌いと言った俺は
好かれるわけがないというのが
心のどこかにずっとあったようです。
それまでの俺は、
拒絶されることが怖くて、
祖母の顔をよく見ることができませんでした。
20数年間怖くて見ることが出来なかった祖母の顔は、
とっても愛おしい表情でした。
俺は今までもったいなかったなと思いつつ、
勇気をもって顔をあげることができて
よかったなと思っています。